2004/5/10
  夢ん中 歌・小林旭

指の冷たさ うなじの細さ
肩の儚さ まつ毛の長さ
すべて重たい 悲しみつれて
一人お前は生きている

  俺は過去も未来も光が消えていた お前に会うまでは
  あの日のお前 初めてお前を見たあの日
  あの日がこの世の戻り道 お前は俺を癒す
  心で身体で 傷付き疲れた心が甦る

  俺の後ろに春霞

男も辛いし女も辛い
男と女はなお辛い
だけど泣くなよ泣くじゃない
酸いも甘いも夢ん中

  俺は大声で叫びたいよ この女は俺のもの
  俺だけのもの 俺の前では別人になる
  俺の指がちぎれるほどにしめつける
  何かが住んでる熱いそこ 熱い眼をしてしがみつく
  俺は白い柔紙で 降参の旗を振るのさ

酒は苦いし煙草はからい
紅はとけるし寝床は寒い
そんなお前の肩抱き寄せて
惚れたようだと俺は言う

  何で泣くんだ 俺の寝顔に泣けたって 馬鹿だなお前
  泣きたいのはこの俺だよ お前に出会えた嬉しさに

  心も身体もお前に預け抜け殻だけが帰るのさ
  俺の明日に虹の橋

男も辛いし女も辛い
男と女はなお辛い
それでいいのさ いいんだよ
会うも別れも夢ん中

 kotodamakanasi 哀しみよ… 歳月河 泣かせ雨 夢ん中 夢一夜 浮雲ふたり わかって下さい 途中下車 ky kk 愛-絆 TOP頁