赤城の子守唄

一 泣くなよしよし ねんねしな
  山の鴉が 啼いたとて
  泣いちゃいけない ねんねしな
  泣けば鴉が またさわぐ

二 坊や男児だ ねんねしな
  親がないとて 泣くものか
  お月さまさえ ただひとり
  泣かずにいるから ねんねしな

三 にっこり笑って ねんねしな
  山の土産に 何をやろ
  どうせやくざな 犬張子
  貰ってやるから ねんねしな


 赤城の子守唄  潮来笠 めんこい仔馬 もしもピアノが弾けたなら 王将 世界は二人のために 下町の太陽 東京の灯よいつまでも 夜霧の第二国道