杜若色かきつばたいろ。#703c8e
 カキツバタアヤメ科の多年草の花の色からとられた色名。
 花を布に摺りつけて染める「書き付け花」に由来。
 菖蒲色より赤みの強い紫をさす。
 「かきつはた」は美人の形容に用いられ、「丹つらふ赤みのある美しい色」にかかる枕詞。
 「我のみや かく恋すらむ 杜若 にづらふ妹は いかがあるらむ」万葉集 巻10