こ こ に 幸 あ り

一 嵐も吹けば 雨も降る
  女の道よ なぜ険し
  君を頼りに 私は生きる
  ここに幸あり 青い空

二 誰にも言えぬ 爪のあと
  心にうけた 恋の鳥
  ないて逃れて 彷徨い行けば
  夜の巷の 風かなし

三 命のかぎり 呼びかける
  こだまの果てに 待つは誰
  君によりそい 明るく仰ぐ
  ここに幸あり 白い雲