憧れは馬車にのって
詩 清水みのる
一 春の馬車がくる 淡い夢をのせて曲 平川 浪竜 花の匂う道を はるばると おどる胸を乗せて 行こう山の彼方 私のあなた あなたの私 どこまでも どこまでも 二 春の馬車がくる 楽し歌をのせて 虹がもえる丘を はるばると やさし胸の調べ 君よ共に歌おう 私のあなた あなたの私 いつまでも いつまでも 三 春の馬車がくる 銀の鈴をのせて 風も香る野辺を はるばると 空は青く澄みて 望みあふれくるよ 私のあなた あなたの私 はてしなく はてしなく |