人 生 劇 場
詩 佐藤惣之助
曲 古賀 政男 
一 やると思えば どこまでやるさ
  それが男の 魂じゃないか
  義理がすたれば この世は闇だ
  なまじとめるな 夜の雨

二 あんな女に 未練はないが
  なぜか涙が 流れてならぬ
  男ごころは 男でなけりゃ
  解るものかと 諦めた

時世(ときよ) 時節は変ろとままよ
  吉良の仁吉は 男じゃないか
  おれも生きたや 仁吉のように
  義理と人情の この世界