二 待てと一言 云うのなら その一言に 女はいきる 明日あしたにつなぐ 夢さえも 残してくれず あの人は 行ってしまった 夕日の海へ
三 ひとりぼっちよ 私って 涙もかれた 淋しい女 帰らぬ人を 待ちながら いっそこのまま 岸壁の 石になりたい 夕日の波止場