女心の唄
詞 山北由希夫
曲 吉田矢健治
 あなただけはと 信じつつ
 恋におぼれて しまったの
 こころ変りが せつなくて
 つのる想いの しのび泣き

 うわべばかりと つい知らず
 惚れてすがった 薄情け
 酒が言わせた 言葉だと
 なんでいまさら 逃げるのよ

 女ですもの 人並みに
 夢をみたのが なぜ悪い
 今夜しみじみ 知らされた
 男心の 裏表

 逃げた人なぞ 追うものか
 追えばなおさら 辛くなる
 遠いあの夜の 想い出を
 そっと抱くたび ついほろり

 散って砕けた 夢のかず
 つなぎあわせて 生きて行く
 いつか来る春 幸せを
 望み捨てずに ひとりまつ