二 意地に生きるが 男だと 胸に聞かせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている
三 はらい除けても 降りかかる 何をうらみの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長どす 抜けば白刃に 血の吹雪