冬が来たぞと 海鳥なけば 北は雪国 吹雪の夜の 沖に霧笛が 呼びかける 呼びかける
離れ小島に 南の風が 吹けば春来る 花の香便り 遠い故里 思い出す 思い出す
星を数えて 波の音(ね)きいて 共に過ごした 幾歳月の 喜び悲しみ 目に浮かぶ 目に浮かぶ