さざんかの宿
詞 吉岡 治
曲 市川昭介
一 くもりガラスを 手で拭いて
  あなた明日が 見えますか
  愛しても 愛しても あゝ他人の妻
  赤く咲いても 冬の花
  咲いてさびしい さざんかの宿

二 ぬいた指輪の 罪のあと
  かんでください 思いきり
  燃えたって 燃えたって あゝ他人の妻
  運命かなしい 冬の花
  明日はいらない さざんかの宿

三 せめて朝まで 腕の中
  夢を見させて くれますか
  尽くしても 尽くしても あゝ他人の妻
  ふたり咲いても 冬の花
  春はいつくる さざんかの宿