泣くにゃ明るし 急げば暗し 遠いあかりも チラチラと とまれ幌馬車 やすめよ黒馬よ 明日の旅路が ないじゃなし
燃ゆる思を 荒野にさらし 馬は氷の 上を踏む 人は冷たし わが身はいとし 町の酒場は まだ遠し
わたしゃ水草 風吹くままに 流れ流れて 果て知らず 昼は旅して 夜は夜で踊り 末はいずくで 果てるやら