二 女 たそがれ窓に 浮かぶのは いとしき人の 旅すがた 我ゆえ歩む 道頓堀の 水の夕陽が 悲しかろ
三 男女 鈴蘭匂う 春の夜 灯(ともしび)うるむ 秋の夜 泣いた 三百六十五夜の 愛の二人に 朝が来る