二 戦友を背にして道なき道を 行けば戦野は夜の雨 済まぬ済まぬを背中にきけば バカをいうなとまた進む 兵の歩みの頼もしさ
三 腕を叩いて遥かな空を 仰ぐ瞳に雲がとぶ 遠く祖国を離れ来て しみじみ知った祖国愛 戦友よ来て見よあの雲を
四 行けど進めど麦また麦の 波の深さよ夜の寒さ 声を殺して黙々と かげを落して粛々と 兵は徐州へ前線へ