二 乙女の胸に 忍び寄る 啼いて淋しい 閑古鳥 君の声かと 立ち寄れば 消えて冷たく 岩影に 清水ほろほろ 湧くばかり
三 過ぎにし夢と 思いつつ 山路下れば さやさやと 峠吹き来る 山の風 胸に優しく 懐かしく 明日の希望を 囁くよ