『父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうな。 今度の休みには必ず帰るから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまで叩いてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな』
二 就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ 配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり