杜若色
かきつばたいろ
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カキツバタ
アヤメ科の多年草
の花の色からとられた色名。
花を布に摺りつけて染める「書き付け花」に由来。
菖蒲色より赤みの強い紫をさす。
「かきつはた」は美人の形容に用いられ、「丹つらふ
赤みのある美しい色
」にかかる枕詞。
「我のみや かく恋すらむ 杜若 にづらふ妹は いかがあるらむ」
万葉集 巻10