鈍色にびいろ。#676967
 カシワやクヌギなどの樹皮による染色で、鈍い色一般を表す平安時代からの色名。
 青みの灰色をさす。
 平安時代は喪服に用いられ、凶色。
 青みが強くなったものを「青鈍色あおにびいろ」という。
 「夕暮の雲のけしき、鈍色に霞て」源氏物語