木賊色とくさいろ。#40865f
 トクサトクサ科トクサ属から名付けられた色名。
 にぶい青みの緑。
 古生代に栄えた植物で、現在ではトクサ属一種のみ。
 茎が堅くケイ酸塩を含むため、木材の研磨に使用された。
 「砥草」とも書く。
 「木賊の狩衣に、襖あお袴着たるが、いとことうるはしく、さやさやとなりて」宇治拾遺物語