鳶色とびいろ。#37211f
 トビワシタカ科の羽の色からつけられた色名で灰みの茶色。
 瞳の色の形容にも使われる。
 江戸時代に流行した茶系の色名の一つで、「鳶茶とびちゃ」、「黒鳶くろとび」、「藍鳶あいとび」など多くの色名が派生した。
 「秋が黄に紅に紫に鳶色にあらふる彩色の限りを尽くした落葉木の」徳富蘆花/思い出の記