二 憎い冷たい 女だと きっと私を 恨んでいよう お別れにせめてはっきり ほんとの気持ち 云ってさよなら したかったのに それも今では ああ遅い遅い もう遅い
三 闇に吸われて 消えてゆく テール・ランプが 瞼に沁みる 許してねくずれ折れそな 身体を支え 独りしょんぼり ホームの隅で 背伸びしたとて ああ遅い遅い もう遅い