水色のワルツ
詩 藤浦 洸
曲 高木東六
一 君に逢ううれしさの
胸にふかく
水色のハンカチを
ひそめる習慣が
いつのまにか
身にしみたのよ
涙のあとをそっと
隠したいのよ
二 月影の細路を
歩きながら
水色のハンカチに
包んだ囁きが
いつのまにか
夜露にぬれて
心の窓をとじて
忍び泣くのよ