銀 座 カ ン カ ン 娘
詩 佐伯孝夫
曲 服部良一
一 あの娘可愛いや カンカン娘
  赤いブラウス サンダルはいて
  誰を待つやら 銀座の街角
  時計ながめて そわそわにやにや
  これが銀座の カンカン娘

二 雨に降られて カンカン娘
  傘もささずに 靴までぬいで
  ままよ銀座は 私のジャングル
  虎や狼 恐くはないのよ
  これが銀座の カンカン娘

三 指をさされて カンカン娘
  ちょいと啖呵も 切りたくなるわ
  家うちがなくても お金がなくても
  男なんかに だまされまいぞよ
  これが銀座の カンカン娘

四 カルピス飲んで カンカン娘
  一つグラスに ストローが二本
  初恋の味 忘れちゃいやよ
  顔を見合わせ チュウチュウチュウチュウ
  これが銀座の カンカン娘
  これが銀座の カンカン娘