二 捨てた未練が 未練となって 今も昔の せつなさよ 瞼あわせりゃ 瞼ににじむ 霧の波止場の 鋼羅(ドラ)の音
三 熱いなみだも 故国に着けば うれし涙と 変るだろう 鴎ゆくなら 男のこころ せめてあの娘に つたえてよ