雪の渡り鳥
詞 清水みのる
曲 陸奥   明
一 合羽からげて 三度笠
  どこをねぐらの 渡り鳥
  ぐちじゃなけれど この俺にゃ
  帰る瀬もない
  伊豆の下田の 灯が恋し

二 意地に生きるが 男だと
  胸に聞かせて 旅ぐらし
  三月三年 今もなお
  思い切れずに
  残る未練が 泣いている

三 はらい除けても 降りかかる
  何をうらみの 雪しぐれ
  俺も鯉名の 銀平さ
  抜くか長どす
  抜けば白刃に 血の吹雪