小さな木の実

一 小さな手のひらに一つ
  古ぼけた木の実握り締め
  小さな足跡が一つ
  草原の中をかけて行く
  パパと二人拾った
  大切な木の実握り締め
  今年又秋の丘を
  少年は一人かけて行く

二 小さな心にいつでも
  幸せな秋はあふれている
  風とよく晴れた空と
  暖かいパパの思い出と
  坊や強く生きるんだ
  広いこの世界お前のもの
  今年も秋がくると
  木の実はささやくパパの言葉