二 召されて妻は 天国へ 別れて一人 旅立ちぬ かたみに残る ロザリオの 鎖に白き 我が涙 なぐさめ はげまし 長崎の あゝ 長崎の鐘が鳴る
三 つぶやく雨の ミサの音 たたえる風の 神の歌 耀く胸の 十字架に ほゝえむ海の 雲の色 なぐさめ はげまし 長崎の あゝ 長崎の鐘が鳴る
四 こころの罪を うちあけて 更け行く夜の 月すみぬ 貧しき家の 柱にも 気高く白き マリア様 なぐさめ はげまし 長崎の あゝ 長崎の鐘が鳴る