明治節
詞 堀沢周安
曲 杉江 秀 
一 アジアの東 日いづるところ
  ひじりの君の 現れまして
  古き天地 とざせる霧を
  大御光に 隈なくはらい
  教えあまねく 道明らけく
  治めたまえる 御代とうと

二 恵の波は 八州にあまり
  御陵威の風は 海原越えて
  神の依させる 御業をひろめ
  民の栄ゆく 力をのばし
  外つ国々の ふみにも著く
  留めたまえる 御名かしこ

三 秋の空すみ 菊の香たかき
  今日のよき日を 皆ことほぎて
  定めましける 御憲を崇め
  諭しましける 詔勅を守り
  代々木の森の 代々とこしえに
  仰ぎまつらん おおみかど