ひとりの旅の 淋しさは 知っていたのさ 始めから はぐれ小鳩か 白樺の こずえに一羽 ほろほろと 泣いて涙で 誰を呼ぶ
夕星一つ 又一つ ぬれた瞳を しのばせる 思い出すまい なげくまい 東京は遠い あの峰を 越えてはるかな そらのはて