蛍の光
スコットランド民謡
詞 稲 垣 千 頴
一 蛍の光 窓の雪
  (ふみ)読む月日重ねつつ
  いつしか年もすぎの戸を
  開けてぞ今朝は別れゆく

二 止まるも行くも限りとて
  形見に思う千万(ちよろず)
  心の端を一言(ひとこと)
  さきくとばかり(うと)うなり

三 筑紫の極み (みち)の奥
  海山遠く(へだ)つとも
  その真心は隔てなく
  ひとつに尽くせ国のため

四 千島の奥も沖縄も
  八島のうちの守りなり
  到らん国に(いさお)しく
  努めよ我が背つつがなく