二 紅顔可憐の少年が 死をもて護るこの砦 滝沢村の血の雨に 濡らす白刃の白虎隊
吟詠 南鶴ヶ城を望めば砲煙あがる 痛哭涙をのんで且彷徨す 宗社亡びぬ我が事おわる 十有九士腹を屠って斃る
三 飯盛山の頂きに 秋吹く風は寒けれど 忠烈今も香に残す 花も会津の白虎隊 花も会津の白虎隊