二 燃えて燃えて 燃えて過ごした 湯の宿に うしろ髪ひく 灯がひとつ 今宵逢瀬を 待ちわびる 君の幸せ 祈りつつ 旅にのがれる 哀愁列車
三 泣いて泣いて 泣いているのを 知らぬげに 窓は二人を 遠くする 堪えきれずに 見返れば すがるせつない 瞳のような 星がとぶとぶ 哀愁列車