暑中お見舞い申し上げます。
 2001年8月3日の夜から4日にかけ夜行日帰りで北アルプス白馬岳2932mに登る。
 中央自動車道、長野自動車道「豊科」で降り、白馬駅前左折猿倉へ。
 猿倉の駐車場で約3時間仮眠。
 駐車場は広く、標高1200m以上あり、涼しく蚊などの害虫もなく、車内での仮眠は可能でした。
 猿倉には大きな山荘があり、きれいな水洗トイレもあります。

 4時半ころから起きだして登山の準備をしました。
 猿倉からは白馬尻小屋へ約1時間、小屋の先から2kmの大雪渓を歩いて頂上を目指しました。
 ハイシーズンの土曜日とあって、団体の登山者が多く 、1000人以上はいたように見えました。

 頂上に近づくにしたがって生暖かい吹き降ろしの風がでて、それに伴って雨が降りだしました。
 村営頂上小屋に着いた頃は、突風を伴う激しい雷雨になっていました。
 頂上が目前なので多少無理して登山を続けましたが、稜線に出てから白馬山荘付近で至近距離に落雷し諦めて頂上小屋に避難しました。

 宿舎は満員で泊るにしても快適でなく、強い雨の中を下山開始しました。
 沢筋はたちまち増水していました。高度が下がるにしたがって雨は弱くなりました。
 しかしすれ違う登山者の列は途切れず山頂の山小屋を目指していました。
 往路と同じ雪渓を下り、ほぼ予定の時間に駐車場に到着し帰宅しました。

 印象に残ったことは、山岳パトロールの方々が登山道の危険な場所に立って拡声器で登山者に適切にアドバイスしていたことです。山小屋も雷雨を避ける登山者で一杯でしたがストーブを焚いて暖をとれるようになっていました。

0100 猿倉駐車場着、仮眠
0530 出発
0630 白馬尻小屋着
0700 大雪渓の端に到着、
    雪渓上は軽アイゼン使用
0930 岩室跡着
1030 お花畑避難小屋着
1130 村営頂上小屋着
1150 雷雨、頂上小屋へ避難
1230 下山開始
1450 白馬尻小屋着
1630 猿倉駐車場着


白馬尻小屋から大雪渓を見上げる

大雪渓-見下ろし

白馬尻小屋

大雪渓-見上げ