2002年6月10日に、家族三人で尾瀬の北側にある平ケ岳2141mに挑戦し、翌日11日Jrのみが、その北にある荒沢岳に挑戦してきました。

@ 6/10 平ケ岳
 平ケ岳の登山口は、群馬県の尾瀬と新潟県の小出町の両方から行くことができます。
 今回は関越道の小出で降り、国道352号線から奥只見シルバーラインに入り、トンネル内の出口、「銀山平」で再び352号線に合流、奥只見湖沿いの曲折道路を登山口の鷹ノ巣まで走りました。
 登山書には往復10時間以上の行程と書いてありましたが、往路の進み具合を見ると山頂まで8時間くらいかかりそうであったこと、又登山開始直後から約2時間は、痩せ尾根の急登であり、夜間の下山は危険であったことから、登山開始後6時間半の地点で私と家内は引き返しました。
 ガイド役の長男は、体力があるので引き続き山頂を目指し、登頂後、引き返して私たちに追いつくことにしました。長男は分かれて約4時間後、登山口に戻る前に私たちに追いつきました。
 幸い、明るいうちに登山口に到着することができましたが、もう少し粘って山頂を目指していたら、暗くなってから危険な痩せ尾根を通過するはめになっていたかもしれません。
 現役パイロット時代の危機回避に対する本能的な感覚が未だ残っていたようです。
 登山口の鷹ノ巣の民宿「清四郎小屋」でのビールと露天風呂は最高でした。

6/10 の時程表
0530 登山口着
0545 登山開始
0800 下台倉山
1200 私と家内は池ノ岳直前でUタ
    ーン決心、長男と分かれる
  1200 休憩昼食
1220 下山開始
1610 長男と合流
1750 登山口着
(分かれた後の長男の行動)
1210 池ノ岳着
1230 玉子岩
1320 平ケ岳山頂
1350 池ノ岳着、下山開始
1610 合流

A 6/11 荒沢岳(Jrのみ登山)
 前日の疲労で中高年はダウン長男は挑戦意欲旺盛で、前日に作ってもらったおにぎりの弁当を携えわれわれも一緒に0600に民宿を後にした。
 荒沢岳は、越後の穂高と言われる程の難所続きの山という。
 数日前、中高年の登山者が登山途中に疲労と持病の心臓病で急死した山だ。
 登山口から急登が始まる。前日は7人の登山者があったが、今日は未だ1人目のようだった。

6/11の時程表(Jrのみ)
0600 民宿発
0640 銀山平の荒沢岳登山口着
0645 登山開始
0720 前山
1000 前ー(まえぐら)
  1130 荒沢岳着
1140 下山開始
1305 前ー
1355 前山
1440 登山口着
 この間、われわれ中高年は奥只見湖を見学しました。
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登山道からの平ヶ岳
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姫の池からの平ヶ岳
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玉子石
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玉子石からの展望
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平ヶ岳頂上
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前ー、荒沢岳
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登山道からの燧ヶ岳
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荒沢岳頂上
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前ーからの荒沢岳
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奥只見湖