投稿者・shosuke1919

     江戸話 第三話  その(八)

 お絹さまと、おそでは「張り形」で毎夜のように、お楽しみ〜〜だったのが・・・二ヶ月も経つと、奥方は張り形を弄びながら〜
『これが本物だったらね〜〜』と、少々マンネリ気味・・・
 おそでは、奥方に
「もう一日お暇を下さりませ・・・きっと奥方様にご満足していただけると存じます」と、、頼む・・・
 翌朝早く、おとせの水茶屋に・・・
「おとせさん〜〜お出でになりますか???」
 おとせ、顔を出して
「あれまあ〜おそでさん〜久し振り・・・また、奥方のことかえ〜まあ〜早く上りなさいな〜」
 おそでは、おとせに経緯を話しながら
「新さまに奥方様のお相手をしてもらえないかと思って・・・」
 これには、おとせも驚いた・・・
「とにかく、新九郎さまに来てもらって相談しようよ〜〜」と、新九郎に使いをだした・・・
 新九郎、おそでの使いと聞いて・・・何事かと飛んでくる・・・
「お〜い、おそでが来ているのか」と声を掛けながら・・・上って来て、二人の話を聞いて驚きながらもニヤニヤと、それから三人で相談話・・・
 話が終わって・・・おとせは、新九郎に
「久し振りのお二人さんですから〜〜まあ〜ゆっくり二階でどうぞ〜〜」
 小女を呼んで案内させる・・・
 新九郎
「もう、あれから・・・二月だのう〜奥方もお前も・・・あれで楽しんでいるのか??」と、云いながらおそでの肩を抱き寄せる・・・と
 おそでも
「新さま〜お会いしとうござりました〜〜」と、新九郎に寄りかかれば・・・新九郎、おそでの口を吸ってやり・・・手は乳房を揉んでやる・・・
 おそでは新九郎の躯から身を離し、帯を解き・・・着物を脱ぎ屏風に掛けて・・・二人は布団の上に倒れ込む・・・
 お互い口を吸い合い抱き合うと・・・新九郎の手はおそでの前を割って入り・・・
 お毛毛から割れ目をゆっくり撫で回すと・・・おそで、
「あァ〜〜ん」と、喘ぎながら新九郎の首に両腕をまく・・・
 尚も、おさねの頭と陰門を交互に撫で回すと・・・淫水じわっと流れ出しヌルヌルと指を濡らして・・・
 新九郎、指をおそその中に差し入れて、奥の方をこね回すと・・・
「あァ〜〜ん もう〜〜もう〜〜もっと〜そこ〜そこ〜」と、腰を持ち上げ持ち上げ・・・淫水は溢れ出て・・・
 新九郎は尚も指で激しく抜き差ししてやれば・・・
「あれェ〜〜もう〜好くて〜〜好くて〜〜あァ〜〜」と、大よがり・・・
 新九郎も久し振りの事で・・・おのれの一物もビンビンに反り返って・・・指を抜くと、おそでの股を大きく開き・・・亀頭を陰門に当てて、ぐっと腰を使うとおそその奥まで一気にずず〜〜っと入れれば、おそでも腰を浮かせて・・・
おそで「あァ〜〜当たる〜〜とっても〜〜よく当たって〜〜なんと気持ちのよいものか〜〜〜あァ〜〜ん もう〜〜もう〜〜堪りませぬ〜〜」と、泣くような声〜〜
 新九郎も、おそその締まりが、なんともよいので・・・
「お前のおそそは、なんとまあ好いおそそだ・・・それ〜それ〜いいかい〜」
 激しく抜き差しすれば・・・おそその中はグチュグチュピチャピチャで
「新さま〜〜あァ〜〜んもう〜堪らぬ〜〜なんとも〜〜あァ〜〜いく〜いく〜」
 新九郎も激しく抜き差しすると、急に高まってきて
「俺も・・・それ〜それ〜いく〜〜」
 と、子宮の口へドクドクと、射精すれば・・・おそでも、新九郎にしがみつき
「あれ〜〜もう〜堪りませぬ〜〜また〜〜また〜〜いきまする〜〜」と、半狂乱のありさま・・・

その(九)

 おそでは、屋敷に帰る途中・・・浅草の実家に寄り、母親に
「奥方様をお慰めに芝居見物をしたいので・・・」と、三日後の朝、屋敷の裏木戸まで町駕籠を頼み、母親の若いころの着物と帯を揃えてもらい、持って帰る・・・
 奥方の居間に行き、挨拶を済ますと
「さる、身元の確かな殿方と会って戴きますので・・・三日後の朝、この着物を着て、お屋敷の裏木戸からお出ましくださりませ」
 と、事の成り行きを小声で話すと、奥方は頬を染めながら頷き・・・
『およしを、呼んでくりゃれ〜』と、おそでに頼み・・・
 およしには、おそでの実家でのお茶会に行くからと、色々指図をして下がらせる・・・
 三日目の朝、待たせた駕籠に乗り、おそでが側について屋敷を後に〜〜行くは、池之端のおとせの店〜〜〜
 店の裏手から忍んで入ると・・・坪庭の向こうに瀟洒な二階家・・・ひとつ・・・
 おそでは、奥方を下の座敷に案内して、
「暫く、お待ちくださりませ」と、座敷の中はお香のいい匂いが立ち込めて・・・
 おそでが戻ってきて、
「さる、殿方は間もなくお見えになると存じます。暫くお寛ぎを〜」と、云いながらお茶を入れる・・・
 小女の知らせで、おそでは奥方に
「お支度いたしましょう〜〜」
 と、奥方の帯を解き・・・着物を脱がせて・・・打掛を羽織らせて・・・二階の方へ案内すると、座敷には緋縮緬の夜具が延べられ・・・屏風を立て回して・・・準備万端・・・細工は隆々の感じ〜〜夜具をそっと捲って・・・奥方に
「どうぞ、こちらにお入りくださいませ」と、手を引いて誘う・・・奥方、黙って夜具の上に横になって・・・
 おそでは、上布団をそっと掛けてやりながら、耳元で
「存分に、お楽しみくださりませ〜」と囁き階下に下りる・・・
 その時、新九郎が入って来て・・・おそでと、ば〜〜ったり、おそで
「新さま、何分よろしく」
 と云うのを抱きとめて口を吸ってやると・・・喘ぎながら・・・
「上でお待ちです〜今日は奥方様を〜」と・・・
 新九郎、二階の座敷の襖を
「ごめん」
 云いながら・・・中へ・・・布団がこんもりと盛り上がっているのが、なまめかしいい〜
 着物を屏風に掛けて、そっと、夜具の中へ身を入れると・・・奥方は顔を夜具の中に埋めて、恥ずかしそう〜〜
 初めての事とて、腕を首の下に入れ奥方の顔を見ると、なんとも高貴な顔立ちに・・・思わずぞくっと・・・
 奥方は目を閉じたままで・・・そっと唇を合わすとピクリと反応して、舌で唇を開けながら差し入れると・・・なんとも云えぬ甘〜〜い香り・・・おそでとは、違うものだな〜と思いながら、舌を絡ませて・・・吸ってやると・・・奥方は咽るように
『ゥフ〜〜っ』と、新九郎・・・尚も、舌をゆっくりと吸いながら・・・
 手で襟元を開き乳房の上に、なんと豊かな乳房だな〜と感じながら、ゆっくりと優しく揉んでやると・・・
『うゥ〜〜っ』と、身をよじるので、舌を吸うのを止めて・・・もう一方の乳首を吸うと・・・
『あァ〜〜』と切なそう・・・
 白い雪のような肌の色も、気持ちが高ぶってきたせいで、うなじから乳房にかけてピンク色になって・・・大きく胸をはずませる・・・新九郎も今までにない桃源郷に居るような心地して〜〜尚も、乳首を吸ったり・・・舌の上で転がしたり・・・しながら、右手を腹の上から、段々と下腹部に撫でていく・・・
 新九郎も今日は急がずにゆっくりと楽しんでやろうと・・・お毛毛をまさぐり、その下へと指を展ばす・・・
 おそその土手はポックリと盛り上がり・・・割れ目の上にプックリとした・・・おさね・・・
 指の腹でおさねの頭を撫で撫ですると・・・
『はァ〜〜あァ〜〜うっふん〜〜』と、よがりながら腰を少し持ち上げてくる・・・
 二本の指で陰門を探れば・・・もう〜すでに淫水がヌラヌラと濡らして・・・指をおそその中に少し入れて、こね回せば・・・益々淫水が溢れて
『あっあァ〜〜ん〜あァ〜〜ん〜うっふ〜〜ん』と切ない、よがり声〜〜〜

その(十)

 二人の間で事は順調に運んでいるものの・・・お互い一言の会話もないまま・・・
 新九郎は、乳首を吸っていた口を臍から下へと・・・吸ったり、舐めたり・・・
 程々に茂った陰毛を・・・舌の先で掻き分けながら・・・割れ目に沿ってチロチロと舐め上げると・・・
 おさねが・・・大きく膨らんで、勃起したように硬くなってくる・・・淫水は更に溢れ出て・・・
『あァ〜〜そのような〜〜こと〜〜恥ずかしい〜〜あァ〜〜なんと〜もう〜もう〜堪らぬ〜〜〜』と、初めてよがり声を・・・
 それでも、新九郎は舌と口で・・・おさねを摘まみ・・・吸い・・・そして、陰門から襞ひだの辺りを吸ってやる・・・
『あれ〜〜そこは〜〜もう〜もう〜なんとも、なんとも〜〜あァ〜〜気持ちよくて〜〜あァ〜〜ん』と、女として、何分初めて、自分のおそそを、知らぬ男に、舐められたり、吸われたりして・・・天にも昇る心地好さ〜〜〜
『あァ〜〜もう〜〜堪らぬ〜〜あァ〜そこ〜そこ〜あれ〜いく〜いく〜〜』と、腰を揺すり、持ち上げ、持ち上げ・・・陰門を新九郎の顔に押し付けて・・・大よがりのありさま・・・
 新九郎は、顔中ヌルヌルの淫水だらけ・・・息も出来ず・・・陰門から口を離し・・・枕元の紙を取って拭くしまつ・・・
 上布団を捲くり上げて・・・女の股を思い切り押し開いて・・・陰門を覗くと、おさねから、お尻の菊まで溢れ出た淫水に濡れて・・・ビチャビチャのピンク色で・・・欲情をそそること・・・
 新九郎は、あらためて指二本をおそその中に差し入れて・・・指の先を少し立てながら・・・おそその天井を掻きだすようにすれば、ざらざらとした手触り・・・
 これが数の子天井かと思いながら・・・尚も掻き出すようにしてやると・・・
『あれ〜〜これはまた〜〜なんとも〜〜いャ〜〜〜。また〜〜また〜〜ん〜好くなって〜〜堪らぬ〜〜あァ〜〜また〜いく〜〜いく〜〜』と、激しく身悶えて気をやる〜〜
 新九郎は尚も、指をおそその奥へ差し込み・・・子宮の口をグリグリと捏ね回してやると・・・
『いャ〜〜もう〜〜そこ〜は〜当たって〜〜もう〜どうにも〜〜どうにも〜〜』と、気をやるので、淫水はグチュグチュ溢れて、指の間から流れでてくるありさまで、菊を伝って湯文字の上をピチャピチャに濡らす・・・
 頃は良しと、指を引き抜き自分の一物を陰門にあてがい、おそその中へ思い切って差し込むと・・・奥まで・・・
『あァ〜〜〜それ〜〜あれ〜〜なんとも〜〜奥が堪らぬ〜〜こんな〜〜もう〜また〜いく〜〜いく〜〜』
 と、両腕を新九郎の首にしっかり巻きつけて新九郎の口を吸いにくる・・・女の舌を思い切り吸ってやり〜〜大腰、小腰に攻めてやれば、益々身悶えて・・・腰を振り振り・・・息も絶え絶えに・・・
『いく〜〜いく〜〜』の連発・・・
 新九郎も、数の子天井の絶品おそそに・・・こらえきれずどくどく〜〜っと子宮の口に吐き出せば・・・それがまた、いいのか
『あれ〜〜もう〜〜また〜〜また〜〜なんとも〜いく〜〜いく〜〜』と、お互いひっしと抱き合って・・・口を吸い合う・・・
 新九郎は枕元にあった急須から、湯飲みに茶を入れて、口に含みながら口移しに飲ませてやると・・・
 ゴクゴクと喉を鳴らして飲み干す様はなんとも、いとおしくて・・・新九郎の一物は、まだ女のおそその中でズキズキと・・・

その(十一)

 新九郎の一物が奥方のおそその中でズキズキしてくるのを、陰門がキュウ〜〜と締めてきて・・・なんとも堪らぬ心地好さ、これが、あの巾着おそそかと・・・益々楽しくなってくる・・・
 二人はお互いに抱き合ったままで、新九郎は一回転して奥方を腹の上に乗せると・・・女は、初めて男を見下ろす格好になって、どうしてよいものやら・・・
 それでも、男の一物は子宮の口に強く押し付けるように当たって・・・えも云えぬ気持ちの好さに、目を瞑ったまま、腰を回すと
『あァ〜これも〜〜また〜堪らぬ〜〜気持ちいい〜〜なんとも〜〜』と・・・
 新九郎、女の腰を両手で支えてやりながら・・・下からグイグイと突き上げ、突き上げ腰を上下に揺すると・・・女は
『あァ〜〜そんなに〜〜されては〜もう〜もう〜〜あァ〜いく〜いく〜あれ〜〜』と、抜き差しすれば・・・淫水・・・噴出して一物の付け根から腹の上まで・・・グチュグチュ・・・ピチャピチャ〜〜のありさま〜〜
 女、耐え切れず新九郎の胸に倒れこみ
『はァ〜〜はァ〜〜ふゥ〜〜ふゥ〜〜』と、息を弾ませてグ〜〜ッタリ・・・
 新九郎は先程吐き出してるので、まだまだ一物はおそその中で元気溌剌のありさま・・・
 もう一度寝返りをして、女を下にし、躯を起こして一物を抜き去り、紙を取って女の陰門からお尻にかけて拭いてやる・・・
 自分の一物も綺麗にして、今度は女の両脚を持ち上げ、肩にかけると・・・割れ目が天を向く・・・
 この景色も見事なものだと思いながら・・・両手で割れ目を開くと、おさねが淫水でピンク色に光って・・・その下に襞ひだが・・・真ん中におそその穴が可愛く、恥ずかしそうに覗いている・・・
 二本の指を穴の中へ差し込み、クチュクチュといじり回せば、女はもう息遣いも荒くなってきて・・・よがり声が・・・
『あァ〜〜また〜好くなって〜〜早よう〜〜入れて〜〜〜』と、催促するしまつ・・・
 新九郎も、おそそをもて遊んでいる内に一物大きくなって、指遊びを止めて・・・一物をおそその中へと差し込む・・・
 中はすでにヌルヌルで奥まで一気に・・・両脚が狭められているので、おそその中の締りが一段と好くなり・・・女も感じて
『奥が〜〜奥が〜〜当たって〜〜なんとも〜〜あれ〜もう〜〜そこ〜そこ〜』
 と、大胆によがり声・・・
 新九郎もここぞとばかりに激しく抜き差しすれば・・・女、堪らず
『あァ〜〜また〜〜また〜〜いく〜いく〜〜』と、
 新九郎の肩から両脚を外して、新九郎の腰に巻きつけ・・・両腕で首に抱きついて続けさまに三度、四度と気をやって・・・
 新九郎もおそその締め具合がなんとも云えず、大腰、小腰にズボズボ抜き差ししながら、ど〜〜っと穴の奥へ射精する〜〜
 二人は暫く強く抱き合ってグッタリ〜〜〜女は余韻を楽しむように、目を瞑って溜め息を漏らす・・・
 新九郎の一物はまだ、おそその中・・・おそその中は淫水でグチャグチャ・・・それでもヒクヒクと締めてくる・・・

その(十二)

 新九郎、おそそから一物を抜くのが惜しくて・・・暫く、そのままで余韻を楽しみ・・・やおら躯を起こして、陰門を眺めながら・・・そ〜〜っと、おそそから引き抜くと・・・陰門から中の淫水がじわ〜〜っと流れ出て、ありのとわたりを伝いながら菊の方へ・・・
 新九郎、股の間に胡坐をかいて煙草盆を引き寄せ・・・一服つけ
「ふゥ〜〜」と・・・
 奥方は両脚を引き、やおら起き上がって横座りになりながら肌襦袢の前を合わせて・・・初めて正面から新九郎を見つめながら・・・
『あァ〜〜こんなことが、あるものか〜〜』と、溜め息まじり〜〜
 新九郎の一物を長くて白い指で、珍しそうに撫でながら
『まァ〜〜このようなものを見るのは〜〜初めてじゃ〜〜』
『吾が殿様のものも、今まで触ったこともないのに〜〜男のものが、あの張り形とそっくりな〜〜』
 奥方は側に置いてある紙を取り上げ、新九郎の一物を拭きながら・・・柔らかい手で握り締めてくる・・・
 少し、グニャ〜っとしていた一物が奥方の手の中で段々硬くなってくると・・・驚きと、物珍しさの両方で・・・
『あれ〜〜何としょうぞ〜〜もう、こんなに大きく、硬くなって〜〜これが〜わらわの中に入っていたのかえ〜〜』と、潤んだ目を新九郎に向けながら尋ねてくるので・・・新九郎は優しく、
「男はみんな同じ物で、それがしだけが特別でもありません」と、声を掛けてやると・・・奥方、尚も、一物を撫でたり、握ったり、さすったりしていたが、唇を亀頭に当てながら、舌をだして鈴口をチロチロと・・・奥方は首筋あたりを、赤く染めながらも夢中になって一物をもてあそぶ・・・新九郎も心地好いので、されるままに・・・一物から口をそっと離して、上目使いに新九郎の顔をみながら、
『これを〜〜もう一度〜〜入れてたもれ〜〜』と、奥方は布団の上に仰向けに倒れ、股を開きながら誘うのを・・・新九郎、陰門のあたりを眺めると・・・先程からの戯れで、自身が高ぶって濡れ濡れに光っている・・・おさねも膨らんで、割れ目から首を出しているのが判る・・・
 悪戯に、指でおさねを摘まみながら揉んでやると・・・たちまち、おそそから淫水が湧いてきて、
 陰門から会陰に掛けてじわ〜〜っと伝うのが、なんとも欲情をそそられて・・・二本の指を揃えて、陰門から、おそその中へいれて数の子天井を掻き回すと、
『あァ〜〜堪らぬ〜〜早よう〜早よう〜〜入れてたもれ〜〜〜』と、泣くように訴えながら・・・両手を新九郎の股間に伸ばして、一物を探しにくるのを・・・新九郎は腰を引いて逃げる・・・
 新九郎は、奥方をじらすだけ、じらしてやろうと尚も、指でおそその中を激しく抜き差ししながら、掻き回すと・・・
 奥方、ど〜〜っと気をやるのが、可愛くて・・・いとおしくなってくる・・・
 そこへ、階段を上ってくる足音・・・襖の外から、おそでの声、
「下の座敷に食事のご用意が整っておりますが〜〜〜」
 奥方は、今一度の夢を破られて・・・

その(十三)

 江戸時代の川柳に、
「二度三度四度続けても、ネ〜〜もっと」と、云うのがありますが・・・奥方は、折角今一度楽しもうと期待していたものですから、おそでの声を聞いて、つい、キツイ調子で・・・
『おそで、食事のことは半時程あとに致せ〜〜〜』と断ると、おそでも仕方なく
「相判りましてございます」・・・
 新九郎は、自分の指を奥方の、おそその中に入れたまま・・・奥方は腰をモジモジさせて・・・
『早よう〜〜そなたの物を入れてたもれ〜〜』と、泣くような催促の声・・・
 新九郎も、あまりじらせるのも悪い気がして・・・反り返った一物を奥方の手に握らせると・・・奥方、ギュ〜ッと握り締めながら、早く入れようと陰門にこすりつける・・・
 新九郎が腰を前に送らないので、亀頭と雁首が襞ひだとおそその入り口をこすっているだけ・・・
 それでも、奥方
『あァ〜〜心地いい〜〜早よう〜〜』と、淫水を溢れさせて・・・あまりに陰門の回りがニュルニュルに濡れているので、新九郎、やや、腰を引きながら・・・拭いてやる・・・
 新九郎、それではと、腰を前に送り出せば、たちまち・・・一物はおそその中へズブズブと奥まで・・・亀頭が子宮の口に当たったのを感じて、グニュグニュと腰を使いながら、こね回わせば・・・
奥方『あァ〜〜なんとも〜〜そこは〜きくのう〜〜あれ〜また〜〜すぐに〜よくなって〜』
 と、身体をよじって、腰を持ち上げエビゾリになりながら、
『あァ〜そこが〜あれ〜いきそう〜〜』と、よがり声を上げる・・・
「いきそうになると、あれ〜死にますと悶え泣き」
「あれ〜いくと、目を細めて足からめ」
 以上、江戸川柳
 奥方は、もう忘我の境地で
『あれ〜そこ〜〜そこ〜〜もっと〜突いて〜〜あァ〜〜堪らぬ〜〜また〜いく〜〜いく〜〜』
 新九郎も大腰、小腰に激しく抜き差ししてやると・・・奥方も下から合わせて腰を使うので・・・おそその中はグチュグチュピチャピチャと大きな音を立てての激しい絡み合い・・・新九郎もここぞとばかりに、抜き差ししながら・・・子宮の奥へ、ど〜〜っと射精すると、
 奥方も
『あァ〜〜なんと〜〜なんと〜また〜〜いく〜〜いく〜〜』と、身体を上下に揺すって気をやる・・・
 新九郎は奥方の上に重なって、暫し放念のありさま・・・奥方の枕は外れてどこへやら・・・
 暫くして、新九郎、起き上がり一物ををおそその中から抜き出すと、ポ〜〜ンと可愛い音・・・
 奥方の腹の上から、陰門の回り、ありのとわたりへと淫水と精液でべ〜〜っとりでヌラヌラ・・・
 新九郎、紙で拭いてやり、自分の始末も終えると・・・下に向かって
「おそで〜奥方の世話を頼むぞ〜〜」と
 新九郎、素早く自分の着物を付け、部屋を出て下に降りる・・・おそで、入れ違いに二階へ上り部屋に入る・・・
 男と女の戦場の跡、何とも云えぬ匂いが立ち込めて・・・奥方は未だ夜具の上でグッタリ〜〜
 おそで、奥方の耳元で
「奥方様、お召し替えを〜〜〜」と、
 奥方、ようよう身を起こして
『あァ〜〜まだ、下の方がズキズキと〜〜』と、訴えるのを聞くと・・・おそでも思い出して・・・おそそがキュウ〜〜ンと感じて・・・濡れてくるのが判って、一人顔を染める・・・

終わり

江戸情話 第一話-第二話 第三話 第三話続き 開談栄花丁稚 女護島宝入船 巻之中 その九 愛-絆集 TOP頁